自然の摂理・・・
仔猫が 超えなければならない山
これまでブリードを 20年以上続けて学んだ事のひとつは
自然の摂理に逆らってはいけない ・・・
自然界で 沢山子孫が生まれる動物は
全部が 決して無事に育たないからです。
沢山生まれた場合 弱い仔猫が含まれる事もあり
そして、何らかの障害が出た場合の仔猫は
人間が手助けしても 助かりません。
仔猫には 超えなければならない山がいくつか有るのです
★1日目の山
出産時に 難産等により 命を失ってしまう仔猫
生まれて数時間で 息絶える仔猫
★1週間目の山
生まれつき何かの障害(目では見えない場合が多い)が
有った場合 生まれて1週間前後で 亡くなります
また、母猫の下敷きになってしまい圧死するのもこの頃です
★ 1ヶ月の山
離乳食が始まり 消化器系統等に異常がある場合や
内臓異常がある仔猫は この頃 発症したり、亡くなる仔猫も・・・
★ 2ヶ月の山
母親の免疫が減り始め、体調を崩すことがあります
★ 1歳の山
根拠は有りませんが 無事1歳を迎える事ができない仔猫達
幾度か経験しました。
病気になり 病魔と闘いながら亡くなった仔猫、
避妊・去勢による事故
突然死・・・
悲しい別れがありました・・・
ひなの 仔猫が 朝起きて 体重チェックをしようとしたら
1匹 冷たくなっていました・・・
理由はわかりません
事故だったのか???
(いつになく多い数の仔猫なので
ベテランママのひなが下敷きにしてしまった???)
大きく 綺麗な男の子だったので 本当に残念です (>_<)
もし、圧死だったのだったら 防ぐことが出来たのかも???
そう 後悔したりもしますが、私達にも睡眠は必要です・・・
こういった事故も もう少し大きく育てば 起きない事故なのです。
彼も 1週間の山を超えられなかった仔猫なのです。
元気に巣立つ仔猫達は
超えなければならない山を 乗り越えた仔猫達なのです・・・
当キャッテリーでは 子猫が 3ヶ月~4ヶ月の頃
2回のワクチンと 検便等の健康診断を行った後
オーナー様に譲渡しております。
両親から遺伝する可能性の高い病気については
ブリードしている親猫すべての 検査を毎年行い
最小限にとどめるように努力をしております。
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